実験してみました。その1

2022年07月28日 11:49

お湯の温度

美味しく煎茶を入れる時のお湯の温度は70℃〜80℃と言われてます。ただ、家庭に水温計がない場合が多いですよね。
と言うことで、実験してみました。
【結果】(夏の時期)
沸騰したお湯(100℃)を新しい湯呑み(有れば湯冷まし)に移すと→90℃に下がりました。
次にもう一つ新しい湯呑み(有れば湯冷まし)に移すと→80℃に下がりました。
それから急須に入れると1煎目は70℃になります。
つまり、1煎目は、
煮沸してお湯→湯呑み→湯呑み→急須→蒸し時間(1分)で
美味しく煎茶を飲んで頂けると思います。
2煎目以降は、
煮沸したお湯→湯呑み→湯呑み→急須で大丈夫です。

最後に日本茶を美味しく淹れて頂く共通点ですが、
・必ず茶葉の量とお湯の量は計って淹れて下さい。
・お茶を注ぐ時、最後に急須を直角にして最後までお茶を出し切って下さい。

茶葉は湯温で開き方が変わります。熱いお湯で淹れると急速に開くため渋みが増します。ぬるめのお湯で淹れるとゆっくり茶葉が開くので甘い成分が先に出ます。
甘めのお茶がお好きな方は、少しお湯の温度を下げて淹れて下さいませ。

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